創業者のミヒャエル・トーネットは、19世紀初頭にスチームで木を曲げる技術を発明。家具の量産化を可能にし、これまでに2億本以上を売り上げる「NO.14」(1859年)を生み出した。同社中期にはバウハウスを代表するクリエイターの新発想とスチールの出合いによって、カンティレバーチェア(片持ち式の椅子)などの名作が誕生した。気鋭のドイツ人デザイナーにより近年発表された「404」では、座面に複雑な3次元カーブを描く不等厚成型合板を採用。曲木技術は現在も進化を続けている。